2ntブログ

加持「それは違うな。分かった様な気がするだけさ」




少し前、Cちゃんと多分、初めての大きな喧嘩をしました。
今までもあったのですが、大概その日の内に仲直りしていたわけです。

もうすぐ入籍で、少し家族の事でゴタついてしまい、その家族に対する対応を彼女のご実家と共に色々意見を言ったり、過ごしたりして、厳しい対応を取るという事に決まったのですが、その後、経過を聞いている時に、Cちゃんが「やっぱり家族だから・・・」と少し弱気になっているみたいで、ついいらん事を言い合いしてしまいました。

その時に、今までどおりちゃんとまずはCちゃんの気持ち考えてから、自分が正しいと思い込んでいる事じゃなくて、ちゃんと発言すれば良かったのですが、ちょうど車を買いに行く為にお近くのTOYOTAまで運転している時だったのもあって、

「もういいから、首つっこまんといて!他人なんやから」
というC助の言葉にカチン!と来てしまい、
「他人てどうゆう事やねんな!もう顔も見たくないわ、今日はもう送るから帰って」

と、最も言ってはいけない言葉をつい口にしてしまいました。
一応、そのままブチ切れじゃなく、家に帰って話し合ったのですが、半年前くらいに、怒鳴るのだけは怖くて仕方が無いから絶対にやめてと懇願されていたのを忘れて、怒鳴ってしまったのがあのこにはかなり堪えてしまったのです。
「ずっと言われた言葉が頭の中で鳴ってる::」と泣いてる彼女が帰り際、
「明日になったらケロっとしてるかもしれんから」
と、死にそうな顔の僕を慰めて帰っていきました。

次の日、気になって迎えに行くと、彼女の家の前でメールが来て、
「しばらく会いたくないです」
との事。
あちゃあ・・・と思い、なんとかあってもらおうとしたのですが、その日は諦めて帰りました。

向こうのご両親からも電話で色々事情を聞き、今週で色んなゴタゴタが一気に解決するので、精神的に本当にクタクタみたい、との事。
詳しい事は彼女のプライベートですので、ここにはかけませんが、僕でもかなり追い込まれそうな事情ではありました。

しかし、毎日の様に会っている、自分の片割れみたいな存在と会えないのは、思った以上に自分に負担が大きく、ついつい弱ってしまい、メールとかもしないでといわれているのに、メールをしてしまう始末。
返事しなくていいから、と書きながら、返事を待ってみたりもしますし、ランニング途中で、彼女のご実家にたこやき届けたり。

今、振り返ると自分が相当病んでたなと思いますw
マイミクのみっきーやイッシーと飲みに行っても、その話を結構させてもらってしまい、楽しいばかりに出来ず申し訳ないなと思ったり。


さて、僕は自分の父親というのは、結構好き勝手にしてる人だという認識でした。仕事に対する部分は本当に尊敬していますが。
こういった事で相談しても、まーがんばれ
位の事しか言ってはもらえんだろうな・・・と思いながらも、やはり親ですので、ついフラっと実家に寄ってしまい、ゴルフのビデオなど見てる父についぽろっと話してしまいました。

「けろろ。お前な」
夜ご飯、食欲がなく、僕だけお茶を飲んで母と色々話していると、父が言いました。
ふと見ると、久しぶりに怒っているみたいです。
この人の影響で、実のところ僕は結構イラっとする性格で、この人の影響で、それを抑える手段を学びました。
いわば、怒る、という感情も結構コントロールして巧く使いこなす人だと思っています。
しかし、今回はどうも、真剣な様。

「色んな事情があるやろう。色んな事言ったりもしたし、言われたやろう。人生いうのは、しんどい事がたくさんあって、ほんの少ししか幸せはないんかもしれへん」

「でもな」

「お前、男やろ?」

「男はな、ブレんな。裏切られる事もある、しんどい事もある。キツイ事もある。信じてもらえない事もあるよ。でも、女のせいにはすんな。黙って耐えろ。一回、この人を幸せにするって決めたんやろ?したいと思ったんやろ?逃げようとするな」

「お父さんやって、見てみ、お母さんに色々言われるやろ?それでもな、一回決めたんやから、絶対に逃げへんよ。まぁ」

「こういう事は相手の女の子には絶対言ったらあかんけどな。言うなら死ぬ前やわ」

けろろ「おかん、横にいますやん!(;´Д`)」


最後につい突っ込む余地があった辺り、俺だってしんどいというのを言いたかったのか?とも思いますがw


結婚をすると、成長する、というのは、多分こういう事なんだと思います。
親の事、分かっているつもりでも、思わぬ一面が見える事もありますね。

妹からは、
「なんで言ったらあかん事言ったかわかる?」

といわれ、怒ったからやと思うけど?と答えると、

「ちゃうちゃう。Cちゃんもやけど、けろろも」
「けろろもマリッジブルーやわ。とっとと同棲してれば、そんな風にはならんかったやろうにw」
「もっと、毎日笑って楽しくしたげなあかんよ。悩みなさんな。結婚しちゃえ!」

と言われて、ハッ!としました。
僕の場合は、自分の気持ちというより、Cちゃんの気持ちに対して、この子はほんまに僕でいいと思ってくれてんのかな・・・というのが最近しょっちゅう頭の中に出ていたので、それは自分の不安の裏返しだったんだな、と。

四つ下の妹ですが、やっぱ女ってすげーな・・・と思った瞬間でした。



そして、日曜。
「明日、行きます。嫌な態度とってごめんなさい」

メールが来ました。
僕はその間、約6日間、ずっと反省と後悔と発見の毎日を過ごし、すこし迷いが出たら、自分がブレたら、彼女も不安になるんだ、という事を心に刻み込んで、話しました。



そしたらね。
「急に変わりすぎ」
そう言って、あの娘、笑ったyo
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Author:akichild
ケロロはミクシィネームでした。
大阪で三猫と二児と嫁さんとクラス30だいです。

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