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相棒

相棒面白いですよ。


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ボーダーライン

就職氷河期の時期から、バイトや派遣で食いつないでいたが、
将来の正社員採用を約束に、非正規雇用で働いていた会社を、景気悪化を理由に解雇。
その後紹介された別の派遣先は、社員寮付きを謳っていたため、
それまで住んでいたアパートを、私書箱だけ残して引き払ってまで飛びついたものの、
実際にはそんな話は最初から存在せず、会社自体もいわゆる“ブラック会社”だった。

兄に援助を求めるものの良い顔をされず、自身も兄を気遣う気持やプライドから、断念。
そして、事実上の失職者となった事が原因で、恋人とも婚約破棄されてしまう。

その後、ネカフェ難民化して日雇いを続けながら、相談に行った役所の担当者に奨められ、
その僅かばかりのお金をやり繰りし、就職のために医療事務の資格を頑張って取得するものの、実務経験がない事を理由に、断られる日々。

資格がなければだめと言われて必死に取った資格が、実務経験がないからだめ。
その経験を積む機会すら与えてもらえない。

ネカフェで無免許の怪しい古物商の男に、費用は出すからとおいしい話を持ちかけられ、
すがる思いで古物商の資格を収得するものの、この話自体が、
持ちかけた男が不法な商売を続けるため、柴田の“名義貸し”を目的としたものでしかなかった。

その後、それが“悪い連中”に目を付けられる事となり、犯罪と知りながらも生きていくために、
次々と名義貸しにズルズル手を染める事になるものの、いつしかそれさえも立ち行かなくなってしまう。
そうこうする内、借りていたレンタルコンテナの中で、寝泊まりしていた事がバレて、
契約違反としてそこも追い出されしまい、住むところも失ってしまう。

いよいよ追い詰められた柴田は、先の役所の担当者に、生活保護を願い出るものの
65歳以上でないと受けられないし、まだ若いんだから頑張って仕事を探しましょうと、断られてしまう。

ついには、スーパーや商店街の試食コーナーを渡り歩く日々を続ける中、顔を覚えられたある洋菓子屋の若い女性店員の、
“ちょっとした意地悪”から発せられた「次は買ってくださいね」のひと言が、
彼の最後の自尊心までをも決定的に傷つける事になり、試食品の全てをわしづかみにして、その場を逃げ出すように走り去ってしまう。
更に、私書箱として使用していた、最初に住んでいたアパートの部屋に、
新しい入居者が入った事で、就職活動に必用な“住所”をも失ってしまい、行き場を失ってとことん追い詰められた柴田は・・・
就職のために取得した、医療事務資格の勉強の過程で学んだ知識で、
自らの身体に包丁で“防御創”を装った切り傷をつけ、そのままビルの屋上から後ろ向けに飛び降りるという
“他殺を装った自殺”を決行する柴田・・・
ブシュッ 「いッヒィイ」
ブシュッ 「あいっ・・ つぅー」
ブシュッ 「うっ ひぃ あいって・・」

よし! よぉし!!! 

ドシャ



この話とか最高。
ここまでキツイドラマ見たことないわ。



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akichild

Author:akichild
ケロロはミクシィネームでした。
大阪で三猫と二児と嫁さんとクラス30だいです。

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