第一回 第三話 「シャッター」
シャッターが下りている・・・・・・。
車の中からもはっきりと見える程、いや、失望で徐々に見えなくなってきてはいるが、きっちりその店は閉まっていた・・・・・・。
どうやら、閉店してしまっているようだ。
ぐぐった時、怖くて見なかったが、幽霊トンネルだかなんだかの話のページを後から見ると、その時点で閉店していた様なのだが、普段はしっかりしているTTが、この時以後、この企画の時はダメ人間になっている、というドッピオ<>ボスっぷりが知らされ始めていた。
一回目から、行動キューブを振らない、という、逆にうちの馬鹿わんこ位しか予測していなかった結果に打ちひしがれながら、お近くの我が家のペット墓場にも、ルールで寄れず、誰からというわけでもなく、ポツリポツリと語りだした言葉は
「次、行きますか」
だった。
京都が出るにしろ、大阪方面が出るにしろ、この恐るべき土地から、うねうねと山道を通って、オベる(車内でリバース=口から例のアレを出す事を我々の中ではこう言う)危険を犯しつつ、それでも次に進もうとする姿勢、暑さにやられていたとしか思えない。
第二投(イッシー)
「京都方面なら、比較的楽だから」
などといいながら振り、出た目は又、
銀
又、銀!(´ρ`)
ちなみにルール上、一度行った店であっても、出た場合は又行く、連続ならリトライなわけだが、閉店してるので、振る人間が変わるだけになる。
その為、比較的、気持ちは楽だったそうだ。
そして、第二投を振った。
クソ暑い癖に今にも落ちてきそうな空の下、出た目は・・・・・・ι(´Д`υ)